若年性健忘症」について

本来なら、記憶力が高い20〜30代で物忘れに悩む人が増えているとか・・
最近、いろいろな記事や放送などで目や耳にする言葉です。また「脳を鍛えよう」というテーマも人気を集めています。
PHPという雑誌と日本経済新聞に掲載されていた特集をまとめてみますと・・

年をとってから記憶力が低下するのと違い、「あれ誰だっけ」「あの曲の名前が出てこない、あの芸能人の名前は・・」「同じミスが続いてしまって」と若い人 でこのような症状が出たり、手書きで文章を書こうとして漢字が思い出せないという状況を「若年性健忘症」というそうです。
定義を小難しく言いますと「20〜30代で、仕事や生活に支障をきたすほど物忘れがひどい。しかし、脳の機能自体には異常がない」の2点です。

なんでやろう・・と原因を考えてみますと、ズバリ「脳の機能が低下」しているからであり、「頭を使うことが減った」からなのです。
携帯、パソコン、ITの普及により「ものを覚える、答えを考える作業が必要でなくなってしまい、脳の機能が衰えているというのです。

物忘れというものは、病気や事故の影響もありますし、アルツハイマーもあるでしょう。
脳に異常がないにもかかわらず、物忘れが激しい・・体力と一緒で、使わなければどんどん落ちていくが脳の機能です。

ここで区別しておかなければいけないのは、おっちょこちょいと若年性健忘症は違うということです。〜どこが違うかって?〜
おっちょこちょいは、段々とミスは減ります、なくならないけど。ミスをするたびに、人間は学習するわけです。
ところが若年性健忘症の人は、同じミスが続きます。
それは、脳の機能低下により、ミスの原因を考えたり、次にどうすればよいかがわからなくなっているからです。

オツムを使わないって恐いことになりますね。
疲れることと、脳の機能を使っているかは違いますからね。ゲームをするとオツムは疲れますが、脳を鍛える意味で使っていないのです。
オツムの機能ということでは「判断」「系列化」「選択」の3つが大切なんです。
情報をキャッチし、正しいかどうかを判断して、必要か不要かを判断するということが重要な作業ということです。。

パソコン、携帯、モバイルなどはツムを使わなくてもよいパーツなのです。
判断、系列化、選択を機械がしているわけで、パソコンで文書を作っているのに漢字を忘れた、携帯のスケジュールにメモしたのに約束を忘れてしまった。
これは機械がしていることを自分がしていることと錯覚しているのです。
こんな日々が続いていたら、記憶力に加え思考、考える力もなくなるんですよぉ。

じゃあ、どうするか。
脳自体は健康なのですから、生活習慣などで予防が可能です。

方法その1〜「変化をつけた生活、楽しむこと」
朝は○時に起きて、会社に行って、○時には帰宅する。
こんな生活パターンでは変化に鈍感になるだけです。
普段から、小さな変化を見つけて楽しむことですわ。脳の活性化です。

その2〜「人と話す、積極的に」
人と話をするということは、反応を見ながら、言葉を聞きながらです。
情報判断、系列化、選択という機能をフルに使っているのよ。
メールじゃあ意味がないのです。

その3〜「歩く、たくさん」
動くということは、体だけでなく脳も使っているのです。
また、振動が脳に刺激を与えます。朝のジョギングは脳に良いということで、ビジネスニュヨーカーたちは早朝のジョギングをして、モーニングワークという記事をどこかで読んだなぁ・・あっ、忘れたということは若年性健忘症? おやじの年では当然か。

その4〜「ラジオを聴く」
テレビは目、視覚から情報が入りますから、知らないうちに聞く能力が低下します。
テレビのつけっぱなしは、情報が脳を素通りする原因を作ります。
ラジオはテレビと違って、しっかりと聴かないと情報をゲットできないもん。
それに映像がないから、イメージを膨らませる作業をするから脳が活性化しますもの。

最後に〜ちゃんとした食事ですね。
ファーストフード、出来合いのものは栄養もですが、買って食べるだけで脳が働かない。
ということは、料理をするのはいいことですね。
考えて、作って、味わうわけですから・・
手際も覚えるし、能率も考えます。失敗すれば教訓にもなる・・ということ。

ちなみに入院するほどだった20代のシステムエンジニアの場合は、毎日新聞のコラムを手書きで書き写し、その内容について病院スタッフと会話をしたら、2ヶ月ほどで退院し、1年で復職したそうです。

さぁ、オツムを使いましょう。