貝原益軒の「養生訓」の中の言葉です。
病気を起こしやすい要因に性格があります。
休息もとらずに目的に向かってがんばる人。
責任感、競争心、功名心が強い。
時間がなくても周囲と交流しようとする。短気で攻撃的。完全主義。
このようなタイプをタイプAパターンといい、無意識にストレス状況を作ってしまうため、狭心症や心筋梗塞になりやすいと言われています。
この反対に、楽天的で仕事を楽しみながらゆっくりと進める性格をタイプBパターンといいます。
狭心症、心筋梗塞の発症率はタイプAが、男性で1.4〜1.8倍、女性で2〜3倍になるとか。
いつまでもくよくよせず、気分転換を図って休めるか・・それが大きいそうです。
回り道をしても目標に向かって、ゆっくりと進む。休むことが必用なときは休む。なんか日本人には苦手なことかもしれません。
江戸時代の「養生訓」も今も変わりませんね。頑張りすぎてはムリがくる。ムリをすれば健康を損ねる。
人生、頑張り過ぎないこと・・