助長

これは「孟子」にある言葉です。宋の国の農民が、苗を少しでも早く成長させようと思い、苗を一本一本引っ張ったそうです。あわてた家人が駆けつけてみると、すでに苗は枯れてしまっていたとか。
修行もこれと同じで、あまりに早く効果を期待して焦りを生じるのは禁物です。
王陽明の弟子への答えの中に「修行を始めて間もないのに、なぜすぐに心が明るくなれるだろうか。それは濁った水を瓶の中に入れたようなものだ。完全に透き 通るまでには時間がかかる。ただひたすらに、良知についての修行を続けなさい。急な効果を期待するのは助長するようなもので、うまくいかない」とありま す。
人生観に限らず、あまりせっかちに効果を期待するのは、人生という場面では避けたいものです。
人生修行です。自分のペースで、焦らないこと。だけど怠けてはダメなのです・・