2012年1月10日

成人式に思うこと

おやじ、「成人式」には特別な想いがあります。それは子供の頃の時代劇の影響かも。
武士の子供は14歳で元服をします。テレビの「忠臣蔵」を観ながら、「14歳になると責任を持って生きなくてはいけない。武士は腹を切る覚悟を持って生きていた」と考えていたからです。

元服は、平安時代以降、公家・武家の間で行われた男子の成人式としての通過儀礼です。一人前の成人としての待遇を与えられました。現在では満20歳に達したら成人、民法でも満20年を以て成人とするとあります。一人前の成人として日本を背負って立ち、国民も期待しているという意味です。
  
 いくら20歳になったとはいえ甘い環境で育っていれば人間はおかしくなります。
 南方に生息するある種類のサルは、環境に恵まれすぎて社会統制のシステムがとれないそうです。それは、食べるものが豊富で、生きることに不自由がなくて、敵がいない環境で生きていると、退化するということです。ぬるい環境は、人間をダメにするということ。
 
 成人式という行事をきっかけに、大人は生き方の見本を見せて欲しい。成人になる皆さんには自覚を持って欲しい。昔は14歳で元服、責任をとり、命をかけて生きてきたのです。時代が違うからと言わないで欲しいな。つまらんハタチになって欲しくない。
 こんな大人になりたい、自分は後輩から憧れの対象となる大人になろう。そのように考えてください、お願いだから。
 この日本をまともにしよう、マナーを守ろう、大人が見本を見せよう、責任をとろう、声を上げる人がいれば世の中は変わるのです。

 おしまいに、私の師でもある本間正人先生の資料のご紹介です。
「松下政経塾に入って、君たちは何と戦うと思っている?」 質問の主は、塾頭。
大学を出たばかりの新入塾生は、意表をつく難問に頭をひねります。「権力」「旧体制」「既得権益」「官僚制」「腐敗」……..
「違うんだ。君たちの戦いは、時間との戦いだ。」
当時の僕には、いまいちピンと来なかったけれど、 当時の江口さんの年齢を追い越した今「時間との戦い」という気持ちはよくわかります。
今年を、そして、「一週間=168時間」を、大切に生きたいという気持ちも強まる一方です。ただ、できれば、時間を敵にまわす のではなく、「時間を味方につける」生き方をしたいなあと思っています。
学びと思索を深め、これからのビジョンを再構築する1年にしようと思っています。


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