2009年12月3日

心の整理整頓

「自分の心を書いてみよう」という提言です。
 実は「書く」という行為は心理学的にもいろいろと研究がされている分野です。
日々の仕事での状況や対応について書いていると、どうしてストレスを感じたのかということ、自分の意識、仕事に対する意味を考えるようになります。これは「燃え尽き症候群」の予防になるとか・・・
 
☆「カタルシス効果」
 古代ギリシャでは病的な体液を身体の外に出すことをカタルシスといいました。心の中のシコリを明らかにすることで、症状を軽減させる精神分析の方法があります。よく、泣くとカタルシス効果が・・っていいますよね。
 これは「書く」ことの効果は大です。言葉での「グチ」ではいけませんが、書くのは自分だけの行為ということ。リスクがありません。思う存分に書きましょうか。

☆「事態を整理する効果」
 自分のどこにも持って行きようのない気持ちは「怒り」だったのか、「不安」だったのか、「恐れ」だったのか、自分の感情を書くことで客観的に物事を判断でき、整理できます。
そして「何をすべきか」が明確になります。

 私の知り合いの若い経営者が、この「整理」をしています。
 トラブルや部下に対するある感情が起きたときに、これまではその場で、ストレートに感情を出していたそうです。ところが、ある時期からそのトラブルをまとめ、原因の分析、
自分は何を言いたいのか、こう言えばこう反応するだろう、ではどのような表現が適切か、将来の部下の成長と会社の発展を考えたときに、どうすべきか・・
 これを書くことで、まとめることができるようになったといいます。

 ネガティヴな気持ちになったとき、宛名のないメールを書く人むもいます。宛名を入れないことで、誤って送信することがないとか。
モヤモヤした気持ちを書いているうちに、自分の感情が整理されたり、悩みが消えることもあるそうです。また、後日未送信フォルダを読み直して「意外とまともじゃん」とか「幼稚だったなぁ」と、自分の成長が実感できるといいます。

 日記にしても、人間というのは「他人に見られる」という前提、無意識に外の目を使うといいます。感情を誰も見ないということでストレートに書き、絶対に人に読まれない工夫をしておくことが大切なようです。

 自分の心と向き合うことで、より成長したいものです。

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