2006年1月5日

正月についての雑感です

おやじが子供の頃は、正月といえば5日くらいまでは、どのお店も閉まっていました。
ということは、年末に買いだめをしておかないと、食べるものがないという状態です。
元旦から3日くらいまでは、「シーン」とした風景でした。動くものはといえば、郵便配達の方くらいでしたでしょうか。物流がストップするだけに、正月の「初荷」はイベントでした。
正月というものは、家で、家族で過ごすものでした。
3日くらい、お刺身が続くと子供は飽きてきます。冷蔵庫の性能も今とは比較になりませんから、味が落ちてきます。
そうです。日常とはちがった生活が「正月」でした。
お年玉という楽しみもありましたが、人通りのない生活。デパートも4日か5日くらいで、開いているのは映画館くらいだったのかなぁ。

ところが、現在の正月はどうでしょう。
31日までお店が開いていて、元旦にも開いていて、コンビニがあり・・正月気分というのは、どこで味わえるのか。テレビくらいかもしれません。
日常との違い、「ハレ」と「ケ」の違いがなくなってしまいました。
そうなると、正月は節目ではなくて、クリスマスと同じ「商戦」の場になるのです。
寂しいじゃ、あーりませんか。
けじめのない、節操のない、ありがたみのない正月に、誰がしたのでしょう。

« »