2005年12月31日

年回りについて考えてみる

「厄年」について
日本で一番最初に厄年のことが出てくるのは、「宇津保物語」ということです。また「源氏物語」にも厄の話が出てきます。
厄年という時期には、精神的にも肉体的にも、人生の節目に当たりやすいというのは、皆さんも意識されているのではないでしょうか?そのあたりに、民間伝承として厄年にまつわるたくさんの行事があるのは偶然とは思えません。
医学・生理学では、人間の成長は同じリズムで進んでいくのではなく、ある時期にググッと伸びることが確認されています。また、老化についても同じで、あるところでガクンと落ちるように進行していきます。
大切なのは、その年齢になったときに、厄を通じて、自分の健康に気を配るきっかけを得ることなのです。
厄年の言葉を「役年」とする説があります。各年代の代表を地域行事の「役」に当てるものですが、役に当たった人は、人生の変わり目でもあり、健康と仕事に精進することに留意して行事を全うすれば、人生において一石二鳥の年になると思います。
このように「厄年」には、自分を見つめ直そうという意味であったのに、何か悪いことが起きるのではという不安や、それをあおるような商売が、本来の役割をおかしくしていると思います。
「厄年」を「役年」と呼び変えることもよし、神社仏閣に参拝して気持ちをリセットするもよしです。
とにかく、これからの人生をメンテナンスする年として、本当に「役」に立つ年にしてください。

「八方塞がり」については
九星の真ん中に、自分の星が来る年です。
ここは中宮といいます。王者の星でもあります。
これから、八方塞がりはこう考えましょう。
八方を守られている年でもあるということを。

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